お風呂に入れようと服を脱がせたら、足が血だらけ。

「え、どうしたのこれ!?」と思ったら、ちょっと前にできていた虫刺されのあと。かゆくて掻いて、掻いて、掻ききって、皮がめくれてじゅくじゅくになっていました。
……あの瞬間の、心臓がきゅっとなる感じ。分かる方、けっこういるんじゃないでしょうか。
うちは2年連続でこれをやりました。去年は左足、今年は右足。どちらも虫刺されのあとを掻きむしって膿んでしまい、治るまでにとても時間がかかりました。
「虫刺されの予防法」の記事はネットにたくさんあります。でも私が本当に知りたかったのは、もう掻きむしってしまったあと、どうやってあそこから抜け出すのかでした。
この記事では、
- うちの子が2年連続で掻きむしって膿んだときの様子
- ガーゼを貼っても結局触ってしまった日々
- 今年は受診が遅れて「ひどい状況だね」と言われたという正直な後悔
- 病院で教えてもらって、いちばん効いた「長ズボン作戦」
を、田舎でワンオペ育児をしているワーママの実体験としてお話しします。
※この記事は医療情報ではなく、あくまで「うちの子の場合はこうだった」という体験談です。傷の状態や肌の強さは一人ひとりまったく違うので、気になる症状があるときは小児科や皮膚科で診てもらってくださいね。うちも結局、いちばん助けてもらったのはお医者さんでした。
2年連続でやってしまった|去年は左足、今年は右足
うちの子が虫刺されを掻きむしってしまったのは、去年の夏と今年の夏。2年連続です。
去年は左足、今年は右足。場所は違うのに、経過はほとんど同じでした。
最初は、ただの小さな虫刺され。「あー刺されちゃったね」くらいの気持ちで見ていました。ところが子どもって、大人みたいに「掻いたら悪化するから我慢しよう」なんて考えてくれないんですよね。かゆければ掻きます。眠くなればもっと掻きます。気づいたときには、
- 虫刺されのまわりの皮がめくれている
- 血がにじんで、足が血だらけに見える
- そこからじゅくじゅくして膿んでしまう
という状態になっていました。

そして何より覚えているのが、治るまでがとにかく長かったこと。「そのうちよくなるだろう」と思っていたのに、1週間たっても2週間たっても、きれいにならない。掻く→よくなりかける→また掻く、の繰り返しで、ずっと同じところが赤いまま。
肌のトラブルで焦る感じは、0歳のときのあせもとよく似ていました。あのときの記録はこちらに書いています。
👉 赤ちゃんの首とおしりにあせもが!0歳の受診とケアの体験談
ガーゼを貼っても、結局さわってしまう日々
「触らせなければいいんだ」と思って、うちがやっていたのが毎日ガーゼを貼ることでした。
朝、保育園に行く前に貼る。はがれていたら貼り直す。とにかく傷を隠して、直接さわれないようにする。これで守れるはず、と思っていたんです。
でも、結果から言うとうまくいきませんでした。
いちばんの落とし穴がお風呂上がりです。お風呂ではガーゼをはずしますよね。そして湯上がりって、体があたたまってかゆみが出やすいのか、子どもがものすごく掻くんです。私がバスタオルを取りに行ったほんの数十秒で、もう掻いている。
しかも寝ている間もあります。夜のあいだにガーゼがずれて、朝見たらまた血がついている。
- ガーゼを貼る→守れている気がする
- お風呂やねんねのタイミングでガーゼがない→そこで一気に掻く
- 朝また貼る→でも傷は昨日より悪化している
この繰り返しで、うちはガーゼだけでは治せませんでした。当時は「私の貼り方が悪いのかな」「もっとしっかり見ていなきゃいけないのかな」と、正直けっこう自分を責めていました。
★今年は受診が遅れて「ひどい状況だね」と言われました
ここは、この記事でいちばん正直に書いておきたいところです。
今年は、病院に連れて行くのが遅くなりました。
言い訳をすると、仕事がとにかく忙しい時期でした。平日は帰る時間が遅くて、土曜も予定が入っていて、「来週こそ行こう」と思いながらズルズル。しかも去年も同じことがあったので、心のどこかで「去年も時間はかかったけど、最後は治ったしな」と思ってしまっていたんですよね。
そうやって先延ばしにして、ようやく受診したとき、お医者さんに言われたのが、
「ひどい状況だね」
このひとことでした。
責める言い方ではなかったのですが、じわーっと落ち込みました。もっと早く連れてきていれば、この子はこんなにかゆい思いをしなくてよかったのかもしれない、と。
だから同じ状況の方に、押しつけではなく「うちの場合は」としてお伝えしたいです。私は遅れて後悔したので、迷ったら早めに診てもらうほうがよかったなと思っています。「これくらいで病院に行っていいのかな」と迷う気持ち、すごく分かります。でも、少なくともうちは、早く行っておけばよかった側でした。
ちなみに「行かなきゃと思いつつ足が遠のく」のは、行きやすい病院を見つけられていないのも大きかったです。ワンオペで子どもを連れて行く前提だと、病院選びの基準がけっこう変わります。うちが実際に「ここは助かる」と思った条件をまとめた記事がこちらです。
👉 ワンオペに最高な小児科の条件6選|田舎ワーママが実際に助かったポイント
※もう一度書きますが、これは「掻きむしったらすぐ受診すべき」という医療的なアドバイスではありません。うちは遅れて後悔した、という体験談です。判断に迷うときは、その子を実際に診てくれるお医者さんに相談してくださいね。
治療は、飲み薬と塗り薬でした
受診してからは、飲み薬(抗生物質) と 塗り薬 で治していきました。
塗り薬は、去年と今年で違うものが出ました。同じ「虫刺されを掻きむしった傷」でも、そのときの状態によって選ぶものが変わるんだな、というのが正直な感想です。
薬の名前は、私がきちんと控えていなかったのでここには書けません。それに、うちの子に出たものが他のお子さんに合うとも限らないので、「これを塗れば治る」と言えるようなものは何もないというのが本当のところです。症状に合わせてお医者さんが選んでくれるものなので、気になる方はぜひ受診して相談してみてください。
私が実感したのは、薬をもらったこと自体よりも、「今どういう状態で、どうすればいいのか」を教えてもらえたことのほうが大きかったということでした。素人の判断でガーゼを貼り続けていた日々とは、気持ちの落ち着きがまったく違いました。
★病院で教わった「長ズボン作戦」がいちばん効きました
そして、この記事でいちばんお伝えしたいのがここです。
治りかけのころ、お医者さんにこう言われました。
「触らなければ治りそうだね」
……そう、それができないから困ってるんです、と心の中で思いました(笑)。
そこで教えてもらったのが、長ズボンを履かせるという方法でした。
正直、最初は「え、この暑いのに?」と思いました。夏の子どもは半ズボン、それが当たり前だと思っていたので。エアコンのない場所もあるし、公園に行けば汗だくになるし、かわいそうなんじゃないかとも思いました。
でも、やってみたらこれがガーゼよりずっと効きました。
理由はすごくシンプルで、
- ガーゼははがれる/はずすタイミングがある(お風呂・寝ている間)
- 長ズボンは一日中ずっと傷の上にある
- しかも子どもが「布をめくって掻く」という手間をかけない限り、傷に指が届かない
- 掻こうとしても、生地の上からになるので直接ひっかかない
つまり、「触らせない」を一日中キープできるんです。ガーゼのときにいちばん困っていたお風呂上がりも、湯上がりにすぐ長ズボンを履かせてしまえば、掻きそうになっても布の上から。あの数十秒でやられる、が起きなくなりました。

うちがやっているのは、これだけです。
- 家でも外でも長ズボン
- お風呂から上がったらすぐ履かせる
- 生地はさらっとした、締めつけないものを選ぶ(汗をかいたら着替えさせる)
暑い時期なので、汗をかいたままにしないことだけは気をつけています。あせものときに「こまめに着替えさせる」を覚えていたのが、ここで役に立ちました。
「暑いから半ズボン」が当たり前だと思っていたので、これは本当に目からウロコでした。ガーゼ代を毎日かけて、毎晩がっかりしていたあの日々は何だったんだろう、という気持ちです。
今はかなりきれいに治ってきました
長ズボンにしてから、かなり肌がきれいになってきました。
じゅくじゅくは落ち着いて、赤みも薄くなってきています。まだ完全に元どおりというわけではないですが、あの「毎日血がついている」状態から抜け出せただけで、気持ちがずいぶんラクになりました。
いま我が家に残っているのは、この2つの習慣です。
- 傷が落ち着くまでは長ズボンを続ける(暑くても)
- お風呂上がりの保湿をさぼらない
保湿については、あせものときからうちで続けているものがあります。「これを塗れば虫刺されが治る」という話ではまったくなく、あくまでうちの子の肌には合っていたという保湿の習慣の話として、こちらに正直に書いています。
👉 【レビュー】うちの子の保湿はベビーワセリン|0歳から使っている正直な感想
まとめ|掻きむしってしまっても、そこからでいい
最後に、うちの2年間をまとめておきます。
- 去年は左足、今年は右足。2年連続で虫刺されを掻きむしって膿んだ
- 毎日ガーゼを貼っても、お風呂上がりや寝ている間に触ってしまい治らなかった
- 今年は受診が遅れて「ひどい状況だね」と言われた。ここは正直に後悔しています
- 治療は飲み薬と塗り薬。塗り薬は去年と今年で違うものだった
- 病院で教わった長ズボンが、ガーゼよりずっと効いた
- 今はかなりきれいに治ってきた
いま足を見て「どうしよう」と焦っている方に伝えたいのは、掻きむしってしまったこと自体は、あなたのせいじゃないということです。子どもはかゆければ掻きます。ガーゼが守りきれないのも、たぶん普通のことです。
そして、うちが遠回りして学んだことをひとつだけ挙げるなら、迷ったら早めに診てもらっておけばよかったな、ということ。私は「もう少し様子を見よう」を繰り返して、結果的に子どもをかゆいまま長く過ごさせてしまいました。
受診のハードルを下げておくのって、こういう「まだ行くほどじゃないかも」の場面でこそ効いてきます。保育園に通い始めてから病院通いが増えたときの話も、よかったら読んでみてください。
👉 保育園に入ってから風邪ばかり…!休みすぎて仕事はどうなった?
肌のトラブルつながりで、0歳のあせもの記録もこちらに置いておきます。
👉 赤ちゃんの首とおしりにあせもが!0歳の受診とケアの体験談
※くり返しになりますが、この記事は「うちの子の場合」の記録です。同じことをすれば治る、という話ではありません。傷が広がっている、じゅくじゅくしている、熱がある、など気になる症状があるときは、自己判断せず小児科・皮膚科を受診してくださいね。
今年の夏も、あと少し。同じところで悩んでいる方の、ひとつのヒントになればうれしいです。


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