
「2歳になったのに、まだ『パパ』と『ママ』しか言わない」

「同じくらいの子は、もうおしゃべりしてるのに」

「2歳の会話って、いつからできるようになるんだろう」
——ぜんぶ、少し前の私が検索していた言葉です。
うちの息子は、2歳の誕生日を迎えた時点で、はっきり言えるのは「パパ」と「ママ」くらいでした。保育園の送り迎えで、同じくらいの子がペラペラ話しているのを見ては、口には出さないけれどちょっと気になっていました。
それが、2歳になってから数週間経ったころ、急に増え出したんです。
今は毎週のように新しい言葉が増えていて、昨日はとうとう「ママ めがね とった」と三語文を言ってびっくりしました。
ネットで「2歳 言葉」と検索すると、出てくるのは「言葉を増やす方法」ばかり。でも私が本当に知りたかったのは、増えたあとに、家の中がどうなるのかでした。
だからこの記事には、増やすコツは書いていません。うちの子の言葉が増えていった記録と、今の会話をそのまま書きます。読み終わったあとに「こんな日が来るのか」と、ちょっと楽しみになってもらえたらうれしいです。
※これはうちの子ひとりの記録です。増える時期も増え方も、子どもによって本当にバラバラだと思います。気になることがあれば、健診や保育園・幼稚園の先生に相談してみてくださいね。
2歳になった時点では「パパ」「ママ」だけでした
まず、いちばん正直なところから書きます。
2歳の誕生日の時点で、うちの子がはっきり言えていたのは「パパ」「ママ」くらいでした。

もちろん、何も伝わっていなかったわけではありません。指をさす、こっちを見る、手を引っぱる——伝えたい気持ちはあるのに、出てくる音が言葉の形になっていない、という感じでした。
「アンパンマン」も、そのころは「アンパン」だったり「ぱんまん」だったり。近いような、違うような、微妙な発音です。かわいいけれど、内心では「このままなのかな」と思っていました。
このころに私が特別にやっていたことは、正直ありません。強いて言えば、絵本を読むのと、話しかけるのだけは続けていたくらいです。効果があったかどうかは私にはわからないので、断言はできません。ただ、絵本の時間だけは、しゃべらない時期でもふたりで楽しかったです。
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数週間後、急に増え出しました
変化は、じわじわではなくわりと急でした。
2歳になって数週間経ったころ、なんだか言葉が増えている気がする、という日が続きました。そして気づいたら、毎週のように新しい言葉が出てくるようになっていたんです。
「昨日は言えなかったよね?」というものを、今日ふつうに言っている。そんなことが何度もありました。
あとで知ったのですが、こういう時期を「言葉の爆発期」と呼ぶこともあるそうです。専門的なことは私にはわからないので、原因も理由も書けません。ただ、うちで実際に起きたことは、「2歳ちょうどはパパママだけ→数週間後から急に増えた」。これが事実です。
だから、もし今この記事を「2歳 まだ話さない」で読んでくださっているなら。あなたのお子さんがどうなるかは私にはわからないけれど、うちはこうでした、という一例として置いておきますね。
「アンパンマン」がはっきり言えた日
増えてきたなかで、私がいちばん最初に「おっ!」と声が出たのは、「アンパンマン」がはっきり言えた日です。
ずっと「アンパン」「ぱんまん」だったのが、ある日突然、アンパンマン。
たった6音ですが、あれは嬉しかったです。何度も「もう1回言って」とお願いして、そのたびにちゃんと言ってくれるので、私だけがニヤニヤしていました。
言葉が増えるって、記念日みたいな日が何回も来るんだな、と思いました。
今できる会話|2歳の会話はこんな感じです
ここからが、この記事のいちばん書きたかったところです。今、うちで実際に成立している会話を並べます。
「何食べる?」→「ラーメン!」
質問に答えが返ってくる。これがまず感動でした。しかもラーメンばっかり言います。
「あいす あけてください」
アイスを持ってきて、こう言います。「ください」まで付けてくるのが律儀でかわいい。
「カルピス飲む!」
これは要求です。言い切り型。強い。
「ママはおかあしゃん!おかあしゃんここ!」
何かのタイミングで急に言い出しました。「ママ」と「おかあさん」が同じ人だと発見したのかもしれません。「おかあしゃん」の発音がかわいすぎて、しばらく直したくないと思っています。
「こうやって〜 まわして〜 こうやって〜 入れていくよ〜」
おもちゃの遊び方を私が教えたら、そのあと自分で説明していました。教わったことを、言葉にして返してくる。これはちょっと衝撃でした。
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そして冒頭にも書いた、昨日の三語文。
「ママ めがね とった」
私がめがねを外したのを、そのまま実況されました。三語文って、こうやって突然出てくるんですね。
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面白い言い方も出てきました
言葉が増えると、「誰かの真似」がはっきり見えてくるのも面白いところです。
「えっ?ほんとに?」
私が普段、子どもの話に「え?ほんと?」と聞き返すクセがあるんです。そうしたら、本人も「えっ?ほんとに?」と言うようになりました。
自分の口ぐせを、小さい人の声で返される。これがなかなか、恥ずかしいような面白いような気持ちになります。
「行くよ〜」
トミカなどのミニカーを走らせるとき、必ず「行くよ〜」と言ってから走らせます。
誰に言っているのかはわかりません。でも毎回言います。この律儀さが、たまらなくかわいいです。
保育園で歌を覚えてきます
いちばん驚いたのは、家で教えていない歌を歌い出したときでした。
「とんぼのめがね」と「でんでんむしむし」。
家では歌っていません。つまり、保育園で覚えてきたということです。
慣らし保育のころは、預けるたびに泣かれて私も泣きそうだったのに。いつのまにか、私の知らない場所で、私の知らない歌を覚えてきている。うれしいような、ちょっとだけさみしいような、不思議な気持ちになりました。
言葉が増えると、その子が家の外でどう過ごしているかが、少しだけ見えるようになるんですね。
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毎日言い続けたお風呂の段取りを、自分で言えた日
そして、「会話が楽しい」と心から思った瞬間の話をさせてください。
うちは毎日、お風呂を出る前に、私がその日の流れを声に出して説明していました。「お風呂出て〜、ちっぽっぽ拭いて〜、次は〜」という、いつものやつです。
伝わっているのかどうかは、正直、私にもよくわからないまま続けていました。それでも毎日、同じように言っていました。
それが昨日。いつものように「次は?」と言ったところで——息子が自分で、次にやることを言ってくれたんです。
そして、ちゃんとその通りにしてくれました。

毎日くり返していたことが、ちゃんと届いていた。文字にすると当たり前のことなのに、感動しました。
少し前まで「パパ」「ママ」だけだった人が、次の段取りを自分で説明している。お風呂上がりの脱衣所で、ひとりでじーんとしていました。
言葉が増えるって、単語が増えることじゃなくて、一緒に何かを進められるようになることなんだな、と思った日です。
言葉が増えて、困ったこともあります
楽しいことばかり書いてきましたが、増えたら増えたで困ることも、正直あります。
「いらない!」がはっきり伝わってくる
これは、地味に悲しかったです。
前は何となく察するしかなかった拒否が、はっきり「いらない!」という言葉で飛んでくるようになりました。ごはんも、服も、時には私も。
この話は、イヤイヤ期の記事にたっぷり書いたので、同じ言葉に凹んでいる方はぜひこちらへ。
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たまに「バカ」も言う
どこで覚えたんでしょう。……いや、たぶん、うちです。
子どもの前で言ってはいけないなと、しみじみ反省しました。真似される前提で暮らさないといけないんだな、と。
言葉が増えるということは、こちらの言葉もぜんぶ拾われるということでもありました。
まとめ|「パパママだけ」だったうちの記録
最後に、うちの流れをもう一度まとめます。
- 2歳ちょうど:はっきり言えるのは「パパ」「ママ」くらい。「アンパンマン」も「アンパン」「ぱんまん」
- 2歳+数週間:急に増え出す
- 今:毎週のように新しい言葉。「あいすあけてください」「カルピス飲む!」など要求も説明もできる
- 昨日:三語文「ママ めがね とった」
正直に書くと、増える前の私は、ちょっと不安でした。でも今は、毎日おしゃべりの相手がいすぎて、少しうるさいくらいです。ぜいたくな話だと思います。
繰り返しになりますが、これはうちの子ひとりの記録です。同じようになるかどうかは、私にはわかりません。だから「大丈夫だよ」とは言いません。もし気になることがあれば、健診や園の先生など、ちゃんと見てくれる人に相談してみてください。それが一番の近道だと思います。
そのうえで。「増えるとこうなるらしいよ」という話が、今ちょっとだけ心細い誰かの気晴らしになったら、うれしいです。
うちはまだトイトレも始めていないし、イヤイヤも真っ最中で、できないことだらけです。でも、こういう「できるようになった日」を書き残しておくと、あとで読み返して泣くんだろうなと思っています。
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